一戸建ての間取りを決める際に絶対に抑えておかなければならない重要なポイントについて解説しています!

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間取りはどうする?気になる間取りの取り方

明るさや暑さ・寒さで失敗しないための間取りの作り方

住まいの印象そのものを変えてしまうくらい重要なのが、明るさです。現代の住宅事情では「窓さえつければ光も風もいくらでも入ってくる」というワケには決していきませんから、ここで重要になる採光・採風の工夫については、依頼先の工務店のひとつ腕の見せどころとも言えそうです。

例えば、隣家が迫っていて採光が得にくい土地に建てる家は少なくなく、その多くは吹き抜けからのトップライトであったり、あるいは中庭やテラス、バルコニー、デッキなどを採光量の大きな所に設置する、という方法でカバーされています。

他にも、夏の西日を遮り、冬の低い西日だけが部屋に入るように工夫された家や、寒い北側の部屋を、断熱性能によって快適な温度に保つこともできます。つまり条件の悪さはすべてその家の設計力と性能でフォローすることができるのですね。

明るさや暑さ・寒さで失敗しないための間取り

よくある失敗

  • テレビの上に設置した窓が東向きで、まぶしくてテレビを見ながら朝食を摂れない
  • 外観のアクセントとして設けた丸窓が西向きで、西日がまぶしく夏は暑い
  • オープンで広々としたLDKや吹き抜けは冷暖房が効きにくい
  • オープンキッチンは夏場に料理の熱がリビング中に広がってしまう
  • 玄関が奥まった位置で光が入らず昼でも暗い
  • 将来間仕切る予定のワンルームに意外と光が入らず、間仕切った北側は真っ暗になりそう

失敗回避のポイントは?

  • 光の入り方を工務店に聞いて日の入る線を図面に書き込んでみよう
  • 各フロアの図面を重ね、暖気や寒気の抜ける線を書き込んでみよう
  • 外壁に接していない部屋や通路に自然光を取り入れるための工夫を取り入れてみよう
  • 熱のこもりがちなロフトや小屋裏には熱気を抜く窓を設置しよう
  • オープンな空間には広さに適した冷暖房器具を設置しよう
  • 夏は日が入りにくく冬はよく入るような、軒の出が深い設計にしよう

部屋や収納の広さで失敗しないための間取りの作り方

部屋の広さと聞いて、私たちはどうしても平面で判断してしまいがちです。しかし、家は立体的な建造物ですから、縦の広がりも大切です。例えば、吹き抜けは空間を縦につなげることで、実際よりも部屋を広く感じさせます。吹き抜けがなければ、部屋の面積は多少広くなりますが、壁と天井に仕切られて、住む人は圧迫感を感じてしまうのです。部屋の広さについて考える際には、必ず平面図だけではなく断面図を見ながら空間をイメージするように心掛けましょう。

また、「広く見せる」のではなく、本当に部屋を広くする方法もあります。それは廊下やドアを減らすことです。今は、開き戸ではなく引き戸を使って必要なときだけ広くしたりするスタイルも人気です。

部屋や収納の広さで失敗しないための間取り

よくある失敗

  • リビングを広々取るために廊下を狭くしたが圧迫感があり、これなら間仕切らない間取りにすれば良かった
  • お風呂を大きくした分脱衣所を狭くしたが、ドアを開けるとひとり着替えるにも窮屈な空間にになってしまい、引き戸にすればよかった
  • ウォークインクローゼットにタンスがギリギリ入らず、サイズを測って作ればよかった
  • パントリー棚の奥行きを取り過ぎて、奥に物を置くと取り出すことができず、デッドスペースに
  • トイレを広々させたが、子どもの手だと座ったままではトイレットペーパーが取りにくい

失敗回避のポイントは?

  • 図面に坪数でなく幅・奥行きの長さを記入して、配置したい家具や収納したいモノのサイズと、部屋の幅・奥行き・高さが合うかどうか確かめてみよう
  • モノを使う場所から収納する場所までは近いか、動線はスムーズか確かめてみよう
  • クロゼットや靴収納などのスペースは、現在の住まいと比べて十分か確かめてみよう
  • 家族が長い時間を過ごす空間にたっぷりとスペースが取れているか確かめてみよう
  • 人と人がすれ違うことの多い通路部分には十分な幅が取れているか、また洗濯機から物干しまでの通路は洗濯カゴなどを持って通れる広さか確かめてみよう

部配線計画で失敗しないための間取りの作り方

間取りを決める際、生活の便利さを大きく左右するのがコンセントや照明スイッチです。プランニングの後半で決めるため、最後までじっくりと考えるようにしましょう。

必要な場所に必要な数のコンセントを設けるためには、使う家電をリストアップし、間取り図を見ながらどこに何を配置したいのかも一緒にプランニングすることが大切です。常時出しておく家電のほか、掃除機や季節家電なども忘れず検討しましょう。そうすることで、どの場所にいくつコンセント穴が必要になるのかが明瞭になってきます。

また、照明スイッチは生活動線に沿って設置できるよう、一日の行動を書き出してみましょう。

部配線計画で失敗しないための間取り

よくある失敗

  • コンセントが目立たないように部屋の四隅に設置したが、一度に掃除機をかけられず不便
  • トイレの照明スイッチが開いたドアで隠れてしまう位置にあり使いにくい
  • テレビの配置を決めておらず、テレビコードを部屋の半分に渡って這わせなければならなくなった
  • キッチンカウンターの近くにコンセントがないため、ミキサーを使うときにわざわざキッチンを出なければならず不便
  • 玄関の室内寄りに照明スイッチを取り付けてしまったことで、夜の帰宅時には暗い中スイッチを探すことになり不便

失敗回避のポイントは?

  • 家具と家電の配置を図面に書き込み、必要な数のコンセントがあるか確かめてみよう
  • 掃除機をかける際、コンセントの抜き差しの回数が少なくて済むか確かめてみよう
  • ホットカーペットなど季節家電を使おうとしたとき、使いたい場所にコンセントがあるか確かめてみよう
  • 照明スイッチが開けたドアの裏に隠れる場所に設置されていないか確かめてみよう
  • 帰宅したとき、就寝するときなどの生活動線上に、照明のスイッチがあるかどうか確かめてみよう

生活導線で失敗しないための間取りの作り方

暮らしやすい間取りを実現するために欠かせない「生活動線」を考慮したプランニングでは、間取図上を歩くつもりで、家族全員&来客の動線をチェックしてみましょう。

生活動線が複雑だと、あちこちで人がぶつかったり、バルコニーから取り込んだ洗濯物が、面倒で片付かなかったりということが起こります。

生活導線で失敗しないための間取り

よくある失敗

  • 洗濯動線を考えて浴室や洗面室を2階にまとめたが、1階に手を洗う場所がなくキッチンで手を洗ってしまう
  • 玄関を入ってすぐにトイレがあるため、家族の誰かが訪問者と玄関先で話をしているときに用を足しにくい
  • 廊下のないオープンな間取りにしたために、来客時にこどもをお風呂に入れたい時などに困る
  • 浴室、洗面室、トイレを3in1にしたら、来客時に洗濯物のやり場がなく困る
  • 玄関ドアを開けるとすぐにリビングのドアがあり、開いていると来客時に中が丸見えになってしまう
  • 玄関ドアを開けるとすぐに脱衣室のドアがあり、開いていると来客時に中が丸見えになってしまう

失敗回避のポイントは?

  • 起きてから寝るまでの動線を書き込んでみて、不便なところはないか確かめてみよう
  • 朝の身支度など、家族の動線が集中して混雑するところはないか確かめてみよう
  • 家族が集まって過ごす空間は、それぞれの個室と行き来しやすいか確かめてみよう
  • 家族が来客のいる空間を通らずに移動できるような工夫を取り入れよう
  • モノを使う場所から収納する場所までは近いか、動線はスムーズか、確かめてみよう
  • 玄関ドアを開けたとき、人に見られたくない空間が正面にないか確かめてみよう

間取り作りには必ずプロの意見を取り入れて

オシャレに見える間取りというのは、構造や作りが複雑なため、利便性の面でデメリットが発生しやすいと言えます。

経験豊富な設計士であれば、生活のクオリティを下げることなく実現できる範囲でのオシャレなデザインや、代替案を提示してくれるでしょう。

単純に日々の暮らしをイメージするだけではなく、その土地土地の形状に合った間取り、周囲の環境に合った間取りという視点を持ってアドバイスをしてくれる設計士は、間取りの失敗を防ぐためのセーフティーネットとしての役割も果たしてくれます。

間取り作りには必ずプロの意見を取り入れて

それでもどうしてもその間取りを希望する、という場合には、デメリットの部分も説明してもらい、きちんと理解した上で決めましょう。そのデメリットを補う方法もあわせて教えてもらうと安心です。

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