失敗しない二世帯住宅の建て方や、二世帯住宅のメリットとデメリットについてまとめました!

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失敗しない二世帯住宅の建て方とは

二世帯住宅のメリットとデメリット

二世帯住宅の最大のメリットとして挙げられるのが、住宅を建てるときの費用を抑えられるという経済面でのメリットです。例えば、親世帯が所有している敷地に、子世帯がローンを組んで建てるとなれば、子世帯は土地を取得する費用が不要になり、建物により費用を充てることができますね。

また、二世帯住宅の目的を「親世帯の介護」としている若い子世帯が増えています。4人に1人が高齢者と言われる今日、「何かあったときにすぐに駆け付けてあげられる」という安心感も、二世帯住宅の大きなメリットのひとつとなっています。

生活面では、食事、家事といった基本的な部分について、一定の距離を置きつつ互いに助け合えるという点が魅力です。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、二世帯で協力して子育てをすることもできますね。

二世帯住宅のメリットとデメリット

デメリットとしては、プライバシーの考え方の違いなどによる過干渉が、ストレスの原因になってしまう点です。例えば「夫婦の寝室には入って欲しくない」と子世帯が考えているのに対し、留守中に部屋を掃除してあげたいと考える親世帯、急な残業や飲み会もあり、必ず家で夕食を摂りたいとは思っていない子世帯に対し、必ず毎日夕飯を作って待っていてあげたいと考える親世帯など、こうした小さな積み重ねが大きなストレスになることもあります。

生活のルールや分担を決めることが、円満な同居を続けるコツと言えそうですね。

決めておきたい生活ルール

トラブルが起こってからルールを決めたのでは、角がたつ場合も多いものです。家族といえども、決められるルールは事前に決めておくのが、気持ちよく生活を送るためにも必要ですよね。事前に決めておきたいルールには、以下のようなものがあげられます。

  • 共用部分や庭の掃除は誰がする?
  • 買い物、食事、後片付けは誰がする?
  • 洗濯機は誰が回して、洗濯物は誰が干す?
  • 食事や入浴の時間帯は合わせる?

デメリットを解消するための二世帯住宅のプランの立て方

なぜ二世帯住宅にしたいのか、その理由によってプランの打ち立て方も大きく変わってきます。二世帯住宅のデメリットを上手に回避しながら理想の我が家を建てるために、プランニングの段階で押さえておきたい3つのポイントについてご紹介いたします。

  • ライフスタイル
  • コスト
  • 将来ビジョン

押さえておきたいポイント①ライフスタイル

二世帯住宅の不満の中で大半を占めるのが、生活時間や生活動線の違いによるストレスです。

生活音がうるさい

家でゆっくり過ごしたいことも多い親世帯にとって、に小さな子どもが走り回る音がうるさくて眠れないなど、子世帯の生活音がイライラの原因となることは多いようです。

共有の収納場所を占領されて困る

クローゼットやシューズボックスなどを共有していると、片方の世帯の物でいっぱいになってしまうことも有り得ます。人数の関係で、どうしても子世帯の物が多くなってしまいがちなようです。

水回りを共有したくない

キッチン、トイレ、お風呂など、利用するタイミングがかぶったり、衛生観念の違いや、家事に干渉されたときなどにストレスを感じるようです。特に「それぞれ自分のやり方がある義母と嫁とがひとつのキッチンを使うのは厳しい」という声も。

監視されているようで息が詰まる

玄関がひとつしかないという場合、出入り際に「どこに行くのだろう」とついつい確認したくなる人も少なくありません。その結果、外出のたびに顏を合わせることがストレスになったり、お客さんを呼ぶのも気兼ねすることに繋がります。

ライフスタイル

こうした問題を解消するためには、それぞれの生活時間や生活動線に合った場所に必要なものが配置できるようなプランニングが欠かせません。

それぞれのライフスタイルについてよく話し合い、「親世帯の寝室の上には子供部屋を置かない」「水回り設備は分ける」「玄関は分ける」といった工夫を取り入れましょう。

お互いの生活動線を邪魔しないためには、例えば「階段までの道はリビングを通る道とトイレの前を通る道と2通り確保しておく」など、ちょっとしたスペースの使い方でストレスをぐっと軽減させることができます。

押さえておきたいポイント②コスト

コスト

その家々の経済事情によってもまた、プランは変わってきます。「水回り設備は分ける」「玄関は分ける」といった間取りは魅力的ですが、建築工事費用はその分高くなるため、経済面での負担は大きくなります。

光熱費などの支払いを分けたいという理由から「電気やガスメーターを別にする」という人も少なくありませんが、これだけでもコストはかさんでしまいます。ところが、例えば子世帯が共働きで日中は家にいない場合、「いつも家にいるのは親世帯なのに光熱費を折半するのはおかしい」という気持ちが生まれたり、反対に子世帯が子どもを含めて4人家族だったりすると、親世帯は「子世帯の方が人数は多いのになぜ光熱費が折半に?」となり、トラブルに発展する可能性もあります。

共有部分を増やせばコストは抑えられ、反対に別々に設置する設備が多い程コストはかさんできます。「これだけは別々にしたい」というものを始めに挙げてから、それに合わせて予算配分をしていくのがよいでしょう。

押さえておきたいポイント③将来ビジョン

将来ビジョン

子ども独立した後に使っていた部屋をまとめてリビングにしたり、親が使っていた部屋を客間にしたりなど、将来を想定しながらプランニングをすれば、いざライフスタイルや家族構成が大きく変わったときにも、大がかりなリフォームなどをしなくて済むようになります。

特に「親世帯の世話・介護」を目的に二世帯住宅を建てる子世帯にとって、将来の介護負担が少しでも軽減されるような工夫は絶対に取り入れるべきです。

玄関や廊下幅を広めに取り車椅子などが通れるよう配慮したり、親世帯の寝室から位階場所にトイレやお風呂を配置したりなど、実際に介護を体験してみないとなかなか気付くことができないポイントでもありますが、経験豊富な工務店などに相談し、形にしてゆくとよいでしょう。

失敗しない二世帯住宅の間取り

二世帯住宅で失敗しないために気をつけたいのは、お互いのプライバシーに、いかに配慮された設計であるかということです。それぞれの生活動線を考えずに作られてしまうと、頻繁に顔を合わせることになり、それがストレスになってしまうこともあります。しかし、だからと言って壁やドアを多く設け過ぎると、狭くて暗く風の抜けない、いわゆる住宅性能の低い間取りになってしまうでしょう。工務店の提案を参考にしながら、これらを両立できるプランを打ち立てる必要があります。

失敗しない二世帯住宅の間取り

二世帯住宅は、1階部分を親世帯、2階部分は子世帯とするスタイルや、1階建てだが2棟並べて建つスタイル、和室またはリビングだけ共用で、他は1階と2階に分かれて建てられたスタイルなど、そのご家族の親密度や状況、希望に合わせ様々な間取りを選択することができます。

二世帯住宅の間取り3パターン

完全同居型

寝室などを除き、ほとんど全ての空間を二世帯で共有する完全同居型の間取りでは、普段の生活の中でそれぞれの動線が交わるため、自然と交流も多くなります。

ただ、どんなに仲のいい家族でも、たまにはひとりの時間を満喫したり夫婦でゆっくり過ごしたりしたいもの。みんなが集まるリビングを広く構えるだけでなく、書斎や家事スペース、マルチスペースなど、リビングの他にほっと一息つける空間を設けることで、暮らしがより快適になります。

部分共用型

玄関はひとつだけどキッチンはふたつというように、共有する場所としない場所を見極めることで、プライバシーを守りながらそれぞれの空間の広さを確保することができます。

例えばリビングを2つにする決断をした場合は、一方を大きく構えるなどメリハリをつけることで、家族の交流の場を設けるといった、その家々のニーズに合わせて柔軟に考えることができるのが魅力です。

共用する部分が増えれば、その分、建築にかかるコストを抑えることができますから、じっくり話し合って優先順位を決めるとよいでしょう。

完全分離型

玄関、キッチン、お風呂など、家に必要な設備はすべて2つずつで、全く別の世帯として暮らす間取りです。ひとつ屋根の下で暮らす安心感を持ちながらも、生活の動線が交わらない、完全に独立した暮らしを送ることができます。

たまには家族そろって晩ご飯を一緒に食べたい、という希望がある場合は、家族みんなが集まれるスペースを設け、二世帯で暮らすよさを味わうこともできます。それぞれの生活を尊重しながら家族としての絆を大切にする家づくりをしたい方に選ばれていますが、建設コストが2軒分かかる点がデメリットといえます。

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