高槻市ってどんなところ?
新大阪駅までJR京都線快速で約15分、京都まではJR京都線新快速で約13分と、どちらの都市にもアクセスが良いのが高槻市の特徴のひとつです。通勤や通学に大変便利な大阪と京都のベッドタウンとして発展してきており、人口は35万人を超えました。田舎と都会の良さをあわせ持ち、自然が残りながらも利便性はよく、ファミリーからシニア層まで幅広く人気の高い場所です。
高槻市にはJR東海道本線と阪急京都線の2本が並行して走っており、JR「高槻駅」と阪急「高槻市駅」の2駅の周辺が商業地区として発展しています。駅の周りには百貨店やショッピングモール、飲食店などが建ちならび、食事や買い物にも大変便利です。金融機関や役所、病院などの施設も駅の周辺にあります。
高槻市は教育面でも充実している場所です。関西大学の高槻キャンパスと高槻ミューズキャンパスや、大阪医科大学、大阪薬科大学、平安女学院大学などの大学が市内にあり、学生や研究者も多い街です。
市立小中学校の全ての普通教室にエアコンが設置してあり、子どもたちが快適な環境で勉学に集中できるような環境づくりがされています。
市内には5つの市立図書館があり、駅前にも図書コーナーが設置されています。高槻現代劇場や高槻市立しろあと歴史館などの文化施設も市内に数多くあり、生活を豊かにしてくれます。就学前の子どもと保護者が楽しく遊べる子育て支援センターなどの施設も豊富なので、子育てもしやすい街だと言えるでしょう。
高槻市における土地価格の平均値(坪単価)
高槻市の土地価格の相場を知るために参考になるのが、不動産鑑定士などの調査で決められた「地価公示価格」と「地価調査価格」です。
地価公示価格は地価公示法に基づいて国土交通省が発表しているもので、全国に定められた標準地のその年の1月1日時点の価格が3月下旬に一般に向けて公表されます。地価調査価格は各都道府県が発表しているもので、その年の7月1日時点の価格が9月下旬に公表されます。これらの数値を参考にしていくことで、土地価格の相場がみえてきます。
2018年(平成30年)の高槻市における地価公示価格の平均は坪単価で55万7,604円/坪で、前年からの変動率は-0.06%です。同年の地価調査価格の平均は坪単価で64万1,004円/坪で、前年からの変動率は+0.57%です。地価公示価格と地価調査価格の総平均は坪単価で58万5,052円/坪で、全国1736市町村の中で83位でした。
エリア別の平均地価ランキングは以下のとおりです。
- 1位 高槻駅エリア
- 平均75万3,404円/坪
- 2位 高槻市駅エリア
- 平均72万7,122円/坪
- 3位 摂津富田エリア
- 平均60万3,155円/坪
- 4位 総持寺エリア
- 平均59万9,999円/坪
- 5位 富田エリア
- 平均59万1,735円/坪
- 6位 上牧エリア
- 平均44万4,214円/坪
高槻市で最も地価が高かったのは高槻市駅より50mの「城北町2丁目202番17」で160万3,305円/坪、最も地価が低かったのは「唐崎中4丁目1880番」で20万2644円/坪でした。
高槻市の土地は価格が上昇傾向にあるところも多いので、土地を購入して注文住宅で家を建てるには良いタイミングかもしれません。駅の近くなどでは価格が高いので、慎重に土地選びをしていきたいですね。
高槻市の魅力や特徴と土地価格相場まとめ
高槻市は都市部へのアクセスが良く通勤や通学などに便利で、日常生活での買い物などの利便性も大変良い街です。子育てがしやすく年をとっても住みやすいことから、注文住宅を建てて長く済むのには適した街だと言えます。エリアによって土地価格にばらつきがあるので、注文住宅を建てるなら慎重に土地選びをしていきましょう。